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【資料作りのSTEP.1】戦略(資料の目的とターゲット)の立て方について

こんにちは、Mitsuです。
今回は5ステップで資料を作成していく際の1つ目のステップ「戦略」について見ていきたいと思います。
5ステップが何か知りたい方は下記の記事を見てみてください。

それでは解説していきます。

目次

Step.1「戦略」で決めること

資料を作成しようと考えたら、まずは下記3点を整理していきます。
1.誰に向けて
2.どんな体験を通じて
3.どんな目的を達成するか?

順に確認していきます。

1.誰に向けて?

まずは聞き手が誰かを整理していきます。
会議であれば会議のキーマンとなる参加者。
IR資料等一般公開される資料であれば、該当となるターゲットを整理します。
必ずしも1人に絞る必要はありません。

会議資料であれば、山田部長、山本副部長のように複数人をターゲットとしたり。
IR資料等一般公開されるものであれば、資料を確認する人をある程度分類して定義します。

資料種誰に向けて?(ターゲット)
企画書山田部長(承認者1)、山本副部長(承認者2)
IR資料金融機関、筆頭株主、一般株主、従業員
営業資料顧客の予算を握っているキーマン
「誰に向けて?」を定義した例

2.どんな体験を通じて?

ターゲットの整理が完了したら、この会議でどんな体験をしてもらうか?を定義していきます。
この次のステップ「3.どんな目的を達成するか?」行き来しながら内容を詰めていきます。

例えば新リリースするアプリの承認をもらうための企画書であれば、「アプリの顧客への提供価値と収益性、競合他社への優位性、自社のアセットを考慮した実現可能性を理解してもらう。」などを記述していきます。

IR資料であれば、「法定で定義されている情報を公開し、自社の魅力とリスクを正しく理解してもらう。」などと記述します。

資料種どんな体験を通じて?
企画書アプリの顧客への提供価値と収益性、競合他社への優位性、実現可能性を正しく理解する
IR資料法定で定義されている情報に加えて、自社の魅力と投資リスクを正しく理解する
営業資料アプリ導入による業務削減効果、他社と比べたコスパの良さを知る
「どんな体験を通じて?」を記述した例

3.どんな目的を達成するか?

最後は「どんな目的を達成するか?」について整理します。
これは決まっていることが多いですが、しっかり記述して可視化することで、これから作成する資料の目的はこれだという目線がブレにくくなります。

会議資料であれば「〇〇部長の承認をもらう」、営業資料であれば「セールスする承認を購入してもらう」などが一般的です。

資料種どんな目的を達成するか?
企画書山田部長、山本部長の承認をもらう。
IR資料自社の実績の良さをアピールして投資対象としての魅力をアピールする。
営業資料新商品〇〇を購入してもらう。
「どんな目的を達成するか?」を記述した例

この目的を整理していく中で、ステップ.2「どんな体験を通じて?」の記述をアップデートして最終的な完成に近づけていきます。

戦略の記述が完成した例

このような記述が整理できれば、資料作成の「戦略」の定義は完了です。

まとめ

今回は資料を作成する際のファーストステップとなる「戦略」の決め方について見ていきました。
上記の内容を実施することで、資料全体として誰にどんな体験を通じて、どんな目的を達成するべきかの目線が資料作成者の中であっていきます

ここまでの整理ができたら、次は「要件」のフェーズで、資料にどういったコンテンツを盛り込むか?を決定していきましょう。詳しくは下記の記事で解説しています。

資料作成の全体像を知りたい方は下記の記事からご確認いただけます。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

コンサルティングファーム→UI/UXデザイナーという経歴を活かして、「ロジカルでオシャレな資料作り」というテーマで情報発信しています。

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